丁度いいをかたちに。
そして The intelligence to creative field = 「クリエイティブに知性を」を理念に掲げ、
Webサービス・クリエイティブ分野を中心に業務を行なっています。
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About
2004年に大学の卒業制作に合わせて制作したポートフォリオサイト用に取得したドメインのcdbk.netをきっかけに、個人サイトとして6年ほど、個人事業化して14年運営しています。現在のドメインはcdbk.tokyoをWebサイト用にしています。
Kentaro Kitagawa / 北川 健太郎
Digital Creative Director
(Specializes in web service design and image processing)
デジタルクリエイティブディレクター
自己紹介
日本国滋賀県生まれ。
大学では造形学部芸術情報学科を専攻、Web、グラフィックデザイン、DTP、プログラミング、DTMなどを学び、卒業とともに上京。
制作会社、採用コンサルティング会社などでWebサービスのデザイン、プログラミング、コーディングや運用、ディレクションなどを行う。
2010年に「丁度いいをかたちに。」という理念のもと、cdbk.net CREATIVESを個人事業として立ち上げ、現在はWebサービスのフロントエンド開発や運用コンサルティングなどを行い、2019年より神奈川県横浜市在住。
東京・横浜を中心にWeb制作・開発・運営に関わるクリエイティブ、コンサルティング活動、最近は生成AIを活用したWebサービスのワークフローのソリューション構築などを行っています。
技術とデザイン、論理と感性という一見対立する領域の架け橋となることを得意とし、複雑な課題を本質から捉え直す思考アプローチを大切にしています。プロジェクトごとに最適な解決策を見出し、持続可能な価値の創出を目指しています。
写真は2016年ごろより一眼レフカメラ(主にPENTAX)で本格的に開始。作品掲載はPENTAX100周年記念企画とっておきPhoto+など。風景や街並みを中心に、日常の中の特別な瞬間を切り取る撮影を続けています。
趣味は、写真・コーヒー(ダイレクトトレード中心の浅煎り)・キーボード(メカニカルキーボードのカスタマイズ)・音楽鑑賞+イヤホン・ヘッドホンでブログにレビュー記事なども掲載しています。特に音楽は多様なジャンルに関心を持ち、日本のインディーズシーンから韓国のオルタナティブミュージックまで幅広く探索しています。
2006年ごろから継続して続けているブログ、notheme.meを週2記事程度更新しています。ガジェットレビューからWeb技術、生活の工夫まで、幅広いテーマで執筆しています。
考え方と仕事哲学
私の思考と制作の原点は「丁度いいをかたちに」という理念から始まりました。これは単なる妥協点ではなく、対立するように見える要素の間に創造的な統合点を見出すという姿勢です。そして今はさらに「クリエイティブに知性を」という視点を加え、感性と論理、直感と分析を行き来する思考のあり方を大切にしています。
私の思考の特徴は、異なる文脈や領域を橋渡しすること。技術とデザイン、コードとビジュアル、理論と実践—これらを個別に扱うのではなく、それぞれの関係性から生まれる全体像を把握することを意識しています。フロントエンドの技術的側面だけでなく、それがユーザー体験やビジネス目標とどう結びつくのか、常に多層的な視点で捉えるようにしています。
最近特に取り組んでいるのは、生成AIとの協働による新しい創造プロセスの探求です。これは単なる効率化ではなく、自分の思考プロセスを客観的に観察し、それをAIとの対話を通じて拡張していくメタ認知的アプローチです。人間の創造性とAIの処理能力がどのように共鳴し、新たな可能性を開くのか—その実験と実践から多くを学んでいます。
複雑な問題に向き合う際には、表層的な対症療法ではなく、システム全体を見渡し、長期的な文脈の中で本質を見極めることを心がけています。一時的なトレンドより持続的な価値を、部分最適より全体最適を意識した解決策を見出すことに喜びを感じます。
私が目指すのは、異なる要素間の創造的な関係性を見出し、複雑さの中にシンプルさを発見すること。そして複数の視点や文脈を自在に行き来しながら、状況に応じた最適な提案ができること。技術的な専門知識を持ちながらも、それを人間中心の文脈で活かせるクリエイターであり続けたいと思っています。
趣味と思考法の交差点
私の趣味は単なる気晴らしではなく、思考や創作に深く影響しています。例えば、ダイレクトトレードの浅煎りコーヒーへの探究は、表層的な「好み」を超えて、産地や生産過程まで遡る思考習慣につながっています。一杯のコーヒーの背後にある複雑なストーリーを理解することで、デジタルプロジェクトでも表面的な「見た目」だけでなく、その背後にあるシステムや関係性に目を向けるようになりました。
写真撮影は私にとって「見る」という行為の再教育です。同じ景色でも視点や光の変化によって全く異なる表情を見せる経験は、デジタル領域でも複数の視点からプロジェクトを捉え直す習慣に影響しています。一枚の写真に込められた「選択と集中」の過程は、情報過多の時代に本質を切り取る力を養ってくれました。
メカニカルキーボードへの探究は、単なる趣味を超えた創作活動であり、自己表現の一形態です。さまざまなキースイッチの特性を理解し、ケースやキーキャップの素材を吟味し、自作キーボードではPCBの設計・発注から組み立てまで、一つのプロダクトを作り上げる全工程に関わる経験は、デジタルクリエイターとしての思考をより立体的にしてくれます。量産品では得られない、自分だけの使いやすさと美しさを追求するこのプロセスは、クライアントワークでも「本当に必要なものは何か」を常に問い直す姿勢につながっています。機能と美、実用性と個性が交差する場所で、妥協なく細部を磨き上げる経験は、あらゆる創作活動の基盤となっています。
音楽鑑賞とオーディオ機器への関心は、「聴く」という能動的な体験の探究です。特に日本のインディーズミュージックや韓国のアンダーグラウンドシーンなど、マイナーだけれど豊かな音楽世界を探索する過程は、メインストリームに留まらず、多様な可能性を探る創造的姿勢につながっています。ときに長期にわたって同じアルバムを深く聴き込み、また別の日には未知の音楽を広く探索する—この「深さと広さの往復運動」は私の思考アプローチの核心でもあります。